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アラリック

西ゴート王国の王。410年にローマを略奪。

 ゲルマン人の諸国の一つ、西ゴート王国の王。西ゴート人を率い、マケドニア・ギリシアに南下して略奪し、一時東ローマ帝国の軍司令官に迎えられる。410年にはローマを攻略し、3日間にわたる略奪を行い、ローマ人に恐れられた。 → 西ローマ帝国の滅亡
 また異教徒ゲルマン人のローマ侵攻は、当時すでにローマ帝国の国教となっていたローマ=カトリック教会に大きな衝撃を与えた。当時、北アフリカのカルタゴ近郊のヒッポの司教であったアウグスティヌスは、キリスト教本来の信仰を忘れたことに対する神の怒りの現れであると捉え、413年から『神の国』の執筆を開始し、426年に完成させた。そのころ北アフリカにはヴァンダル人が侵攻していた。
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6章1節 イ.ゲルマン人の大移動