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チャールキヤ朝

6世紀中ごろ、デカン高原に興ったドラヴィダ系王朝。北インドのヴァルダナ朝の南進を阻止した。

 インドにおいて、6世紀の中頃にデカン高原一帯に興った王朝。ドラヴィダ人が建国した国家であったが、グプタ様式の文化を取り入れて一時栄えていた。7世紀に北インドに興ったヴァルダナ朝ハルシャ=ヴァルダナ王がデカンに進出しようとしたのに対して、チャールキヤ朝は抵抗を続け、その南進を阻止した。さらに南に接するパッラヴァ朝とも抗争した。
 なお、インド史上ではチャールキヤ朝と称する王朝が他にいくつか存在する。そのうち、後期チャールキヤ朝は10~12世紀にデカン高原西部にあり、東チャールキヤ朝は7~11世紀にデカン高原東部にあった。

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