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虎門寨追加条約

南京条約の追加条約で、清が片務的な最恵国待遇をイギリスに認めた不平等条約。

 虎門寨(こもんさい。塞ではなく寨なので注意)は広州の近くの地名。アヘン戦争の結果、1843年締結された南京条約の追加条約として、虎門寨で締結されたので虎門寨追加条約という。略称で虎門条約ということもある。この条約で清はイギリスに片務的な最恵国待遇を認めた。他に開港上における土地租借の規定が含まれる不平等条約であった。この外国による土地租借が後に「租界」と言われるようになる。 
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