ソルジェニーツィン
1962年にソ連の強制収容所を舞台とした小説『イワン・デニーソヴィチの一日』を発表し、国外追放となった、反体制知識人。ノーベル文学賞を受賞したが、国外追放となった。ゴルバチョフ政権のもとで名誉を回復した。
ソルジェニーツィン
1918-2008
名誉回復
ソ連でゴルバチョフ政権が成立し、1990年に名誉が回復され、ソ連の解体後の1994年に帰国した。新生ロシアに期待したが、エリツィン大統領の経済自由化で市民の多数が貧困化している現状を見て、かつてのロシアの栄光の復活を主張するようになり、次のプーチン政権には強い支持を表明、2007年にはロシア文化勲章を受章した。翌2008年、敬虔なロシア正教信者として死を迎えた。