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アゴラ

古代ギリシアのポリスの中心部にある公共広場。

 古代ギリシアのポリスにおいて、その中心部に設けられた公共広場のことで、ポリス市民の集会や、裁判、取引の場となった。アテネではアクロポリスの北方につくられ、その領土であるアッティカ地方の各地に延びる道路も、そこを基点としていた。民会も当初はこのアゴラで開かれていた(後に専用のプニュクスの丘に移った)。
 またアゴラの周辺には、ストアといわれる列柱が立ち並び、人々が議論を交わす場となっていた。後のストア派の名称はこれに由来する。現在まで発掘が続き、アゴラ周辺の評議員会場跡や民衆裁判所跡、獄舎跡、市民に時間を知らせた水時計跡などが発見されている。
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ノートの参照
1章2節 エ.市民と奴隷