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メトイコイ

古代ギリシアのポリスにおける在留外人。市民権はなかった。

 古代ギリシアのポリスの住民で、在留外人(ギリシア人で、他のポリスの出身者)のこと。自由民ではあるが、市民権はなく、民会への参加などの参政権は認められなかった。アテネでは1ヶ月以上滞在した外国人はメトイコイとして登録され、所定の人頭税を払えば、法的保護を受けて在留できた。また、奴隷が解放された場合も、メトイコイとして扱われた。メトイコイはポリス内での土地所有は認められなかったので、主として商業や芸術、学問に従事した。哲学者アリストテレスも、アテネにおいてはメトイコイであり、市民権はなかった。 → ポリスの市民市民権法(アテネ)アテネ民主政
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1章2節 エ.市民と奴隷