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ロンバルディア同盟

北イタリアの都市が皇帝に対抗するため結成した同盟。

 ロンバルディアは北イタリアのポー川流域の一帯を指し、かつてランゴバルド王国が支配した地域を言う。この地には11世紀ごろからミラノをはじめとする自治都市(コムーネ)が形成されていたが、12世紀には神聖ローマ皇帝(ドイツ)のイタリア政策による干渉が激しくなり、特にフリードリヒ1世(赤髯王、バルバロッサ)は1158~78年にかけて4回イタリア遠征を行い、1162年にはミラノを破壊した。
 ロンバルディア同盟はこのような神聖ローマ皇帝の攻撃から防衛するために結成された北イタリアの都市同盟である。それは2度結成されており、最初はフリードリヒ1世に対抗して、1167年クレモナ市が提唱し、ペルガモ、ブレシア、マントヴァ、フェラーラなどが加わり、20年間継続した。同盟軍は1176年のレニャーノの戦いでフリードリヒ1世のドイツ軍を破り、1183年のコンスタンツの和議で皇帝に自治を認めさせた。2度目は、13世紀前半、南イタリアを足場に、北イタリアの支配を目指した皇帝フリードリヒ2世(シチリア王フェデリーコ2世)に対抗し、ローマ教皇の支援を受け、ミラノ、ボローニャなどが結成した。
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ノートの参照
5章3節 ウ.中世都市の成立