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ニューファンドランド

北米大陸東岸、現在のカナダの一部。1713年、ユトレヒト条約でフランス領からイギリス領となる。

 現在のカナダの東端にある大きな島、ニューファンドランド島とその対岸の本土のラブラドル地方の総称。現在はカナダの一州。1497年にイギリスの派遣したカボット(イタリア人)が、東洋へのルートを探すために北大西洋を西に航海してこの地に到達、ニューランドランド、つまり“新しく見いだされた土地”と言われるようになった。この新大陸の一部は入植地としてより、沖合のタラ漁場が重要な資源とされ、イギリスをはじめスペイン、ポルトガル、フランスの漁民が競って操業するようになり、そのための寄港地が作られた。この地をイギリスが植民地であると宣言したのは1583年であり、イギリスの最初の海外植民地となった。
 しかし、16世紀にはカルティエ、次いで17世紀にはシャンプランなどフランス人のカナダ探検があいつぎ、この地もフランス植民地カナダに組み入れられた。イギリスが正式にこの地を領有したのは、スペイン継承戦争と並行して起こったフランスとの植民地戦争であるアン女王戦争に勝って、その講和条約として1713年に締結されたユトレヒト条約によってであった。
 その後、カナダとは別個のイギリスの自治領となり、イギリス植民地会議イギリス帝国会議にも参加し、1931年のウェストミンスター憲章によって独立した国家としてイギリス連邦の一員となった。しかし、第二次世界大戦後の1949年に、カナダ連邦に加わったので、現在は国家としては存在しない。
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ノートの参照
9章1節 エ.ルイ14世の時代