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ラーマ4世

19世紀中ごろのタイ、ラタナコーシン朝の王。タイの近代化に努めた。

タイ(シャム)のラタナコーシン朝の第4代の王(在位1851~1868)。王子時はモンクットと称した。若い頃、27年間の出家生活を送る。その間、さまざまな学問を修め、ヨーロッパの文明を積極的に取り入れる姿勢を身につけた。1855年、イギリスの特使ボーリングとの間で通商条約(ボーリング条約)を締結し、宮廷の貿易独占を改めて自由貿易を受け入れたが、同時に定率3%の関税と領事裁判権を認めた。ラーマ5世の父。

Episode 『王様と私』

 ブロードウェイのヒット・ミュージカルを映画にした『王様と私』で、家庭教師デボラ=カーを手こずらせる粗野な王でユル=ブリンナーが演じていたのがラーマ4世だ。これは実在の家庭教師イギリス人女性のアンナ=レオノーウェンスの体験談を本にした『アンナとシャム王』が原作。ただしこの映画は、タイ側からすればラーマ4世(モンクット王)を正しく伝えていないと評判が悪く、タイでは上映禁止になっているという。<『タイの事典』p.69 黒田景子>
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ノートの参照
第13章2節 ウ.東南アジアの植民地化