印刷 | 通常画面に戻る |

インドネシア国民党

1927年にスカルノなどが結成したインドネシアの民族独立を目ざす政党。

 1927年の結成時にはインドネシア国民連盟と称しており、28年に正式にインドネシア国民党となった。スカルノはその最初からの指導者であった。指導者の多くはオランダ留学から帰った知識人であったが、スカルノには留学経験はなかった。インドネシア共産党の民族運動が、武装蜂起に失敗して衰えた後、インドネシア国民党は植民地政府に対する非協力を呼びかけ、統一と団結を訴えた。その「独立(ムルデカ)」という合い言葉は各地に広まり、人々の支持を受けたが、29年末にスカルノらが逮捕され、31年に一旦解散した。
 第二次世界大戦後の46年に再建され、55年の選挙では4大政党の一つに躍進した。1960年代にはスカルノの与党としてナサコム体制を支えたが、66年以降の軍部の台頭と、スハルト独裁体制を支える政府与党ゴルカルに押されて衰退し、73年には他の民族主義政党と共にインドネシア民主党に統合された。<『インドネシアの事典』同朋舎 p.81>
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第15章3節 オ.東南アジアでの民族運動の展開