アグラ/アーグラー
インドのムガル帝国の都。アクバル帝が1565年に建設し、デリーから遷都した。アグラ城、タージ=マハール廟など世界遺産のある、歴史的な都市。
アグラ GoogleMap
世界遺産 アグラ城
アグラ城 Wikimedia Commons
アグラには、市内に有名なタージ=マハールがあり、西の郊外には、アクバル帝が建造したファテープル=シークリーとともにインドを代表する歴史遺産として多くの観光客を集めている。
→ UNESCO 世界遺産センター アグラ城
タージ=マハール
アグラの市内にはシャー=ジャハーンの愛妃ムムターズ=マハルの墓廟であるタージ=マハール廟がある。ムムターズ・マハルは1631年に、出産の時に死亡した。愛妃の死を悼んだムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンは、巨大なドームを中心とした墓廟を建て、宝石をはめこまれた白い大理石で壁をつくった。4つの尖塔で囲まれ、正面の庭園の池に廟の姿が映り、インドイスラーム文化の繁栄を今に伝えている。