大東亜会議
1943年11月、東条内閣が大東亜共栄圏諸国の代表を東京に招集した会議。中華民国南京国民政府、満州国、タイ(首相代理)、フィリピン、ビルマなどの政府代表が参加した。
1943年11月、東京で開催された
大東亜共栄圏諸国の会議。日本(
東条英機)、中華民国(南京国民政府=代表
汪兆銘)、
タイ(
ピブン首相は欠席、代理が出席)、
満州国、
フィリピン(ラウレル大統領)、
ビルマ(バーモウ首相)の6ヵ国が参加した。インドは陪席(オブザーバー)として自由インド仮政府の代表(
チャンドラ=ボース)が参加した。
11月6日には「大東亜共同宣言」を発表、大東亜の解放と共存共栄、独立親和、互恵による経済発展、人種差別撤廃などをうたった。この動きに対して、連合軍側は11月27日、アメリカ・イギリス・中国の三国首脳名で
カイロ宣言を発し、日本の植民地解放を掲げた。