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春秋・戦国時代の有力国。長江中流を支配し、戦国時代には七雄の一つに数えられた。

楚は長江の中流域にあった国で、周(西周)から封じられたとされるがその起源は不明である。ある時から周王との封建関係を解き、みずから王を称するようになった。前7世紀ごろから次第に有力となり、しばしば北上して周王室をはじめ、晋などの黄河流域や中原の諸国を脅かすようになった。前7世紀末から前6世紀初めの楚の荘王は、北方の晋を破って中原に進出するなど有力となった。荘王は春秋の五覇の一人とされることもある。

戦国時代の楚

 戦国時代に長江流域を支配した春秋時代の楚以来の強国。呉や越を滅ぼし江南地方を支配し戦国の七雄の一つされた。もとは南方系の民族とされ、独特の文化を持っていた。また、青銅貨幣である蟻鼻銭は楚の領域で流通した。前223年、に滅ぼされた。秦の圧迫に苦しんでいた楚で愛国詩人として汨羅に身を投じたのが屈原である。
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第2章3節 エ.春秋・戦国時代