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褚遂良

唐代の政治家、書家。

ちょすいりょう。7世紀前半、唐の太宗・高宗に仕え宰相ともなった。書家としても著名で、欧陽詢・虞世南(ぐせいなん)とともに初唐三大書家とされる。

Episode 則天武后の立后に反対し左遷される

 褚遂良は、太宗と高宗に仕え、有能な宰相として知られていた。高宗が則天武后を皇后にたてようとしたとき、武后が高宗の父太宗にも仕えていたことから、猛烈に反対し、もっていた笏(しゃく。高級役人が手に持つ細長い板。)で自分の頭を叩いて血を流し、「この笏は陛下におかえしし、私は郷里に隠棲したい」といい張った。高宗と武后の不興を買い、地方官に左遷されてしまった。<布目潮渢・栗原益男『隋唐帝国』講談社学術文庫 p.113>
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第3章2節 イ.唐の制度と文化