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五本山

地中海世界に広がったキリスト教の五つの拠点。

 キリスト教が西アジアから地中海各地に広がり、ローマ帝国によってキリスト教の国教化がなされると、ローマ帝国末期には5つの管区に別けて教会と信徒を管理するようになった。その5管区の大司教がおかれた教会を五本山といい、ローマ教会コンスタンティノープル教会アレクサンドリアイェルサレムアンティオキアがそれである。
 7世紀以降になるとアレクサンドリア、イェルサレム、アンティオキアの三教会がイスラームの支配下に入って衰え、残ったローマとコンスタンティノープルの二教会が激しく首位権を争うようになり、8~10世紀の対立を経て、ローマ=カトリック教会とギリシア正教として分離する。 → 教会の東西分離
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ノートの参照
第6章1節 エ.ローマ=カトリック教会の成立