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ベネディクト派

ベネディクトゥスの始めた修道士の団体。厳しい戒律で知られた。

 キリスト教の修道会。ベネディクトゥスが定めた修道院の戒律では、修道士は「祈り、働け」をモットーとし、「清貧・純潔・服従」を理想とする禁欲生活を送る。厳しい入所規定に合格したものが2ヶ月の試験期を経てから、さらに6ヶ月の修行の後に誓約して世紀の修道士となる。彼らは修道院長の統制のもとに共同生活を送り、日に4~5時間の祈りと、6~7時間の労働を行う。修道士は生涯をそこで過ごし、その年齢、技能に応じて農耕、園芸、建造、書写などの労働を分担する。 → 修道院運動
 590年にローマ教皇となったグレゴリウス1世は、ローマ=カトリック教会の首位権をコンスタンティノープル教会と争い、ゲルマン人(特にアングロ=サクソン人)への布教を進める際に、このベネディクト派修道士を用いたので、ローマ教会とベネディクト派修道院は密接な関係を持つこととなった。
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第5章4節 ア.教会と修道院