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同君連合

別個の二国が同一の君主を戴いて連合すること。17世紀のイングランドとスコットランドなどにみられる。

 同一の国王を戴くが、それぞれは国家として独立しており、政府や議会などの国家機構は別々に存在する国家形態。英語では Personal Union とか、Union of the Crowns などという。イギリス史上では、1603年からのイングランドスコットランドジェームズ1世を戴いたステュアート朝の時期(1707年の大ブリテン王国の成立まで続いた)、1714年からのイギリス王をハノーバー選帝侯ジョージ1世が兼ねたことによって成立したハノーバー朝の時期(1837年、女性であるためハノーバー選帝侯となれないヴィクトリア女王がイギリス国王となったので終わった)の二回例がある。
 ヨーロッパ諸国では、他に、1397年の北欧三国のカルマル同盟がある。また、1580年のスペインのポルトガル併合も、スペイン王フェリペ2世がポルトガル王位を兼ね、フィリペ1世となったもの。ポルトガルの国家機構は残っていた。
 近代では他に、1867年に成立したオーストリア=ハンガリー帝国は同君連合の形態をとるが、この二国は同一君主が治めるが政府と議会はそれぞれ個別に有し、外交・軍事・財政の三共通分野では共通期間を持つという特殊な形態をとっていた。
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ノートの参照
9章1節 イ.イギリス革命