ホルムズ
ペルシア湾の入口の要衝。鄭和も来航。後にポルトガル人が進出したが1622年にサファヴィー朝アッバース1世が奪還した。
ホルムズは
ペルシア湾の入り口に位置する要衝で、
ムスリム商人のアラビア海への進出の拠点となった。またそこから上陸して陸路シリア、イラン方面に至ることができ、馬をインド方面に輸出していた。明の
鄭和は1412年の第4回航海からこのホルムズを目的地としており、永楽帝の勅書をホルムズ王に手渡している。
1515年には
ポルトガルのインド総督
アルブケルケがホルムズ海峡のホルムズ島に上陸占領したが、
1622年にイランの
サファヴィー朝の
アッバース1世によって駆逐された。