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フィルマー

17世紀前半のイギリスの政治思想家。王権神授説を唱える。

 イギリス・ステュアート朝のチャールズ1世に仕え、その著『家父長権論』(1680年)などで王権神授説を展開し、王権を旧約聖書で人類の祖とされるアダムに由来する家父長権であると論じた。ロックの『統治二論』は、フィルマーの王権神授説を批判している。
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