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インペラトル

共和制末期のローマでカエサルに与えられた地位。皇帝の語源。

本来は「命令権」を持つ者の意味。兵士が軍司令官に対し「無限の権をもつもの」という意味の称号として使われていた。前45年、敵対勢力を全て打ち負かしたカエサルがローマに凱旋したとき、元老院がこの称号を贈り、カエサルも終生それを用いた。強いて訳語を充てれば、「最高司令官」とか「凱旋将軍」となるが、後に初代皇帝となったオクタウィアヌス(アウグストゥス)もこの称を用いたので、「皇帝」を意味するようになった。英語の emperor の語源である。 → ローマ皇帝 
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第1章3節 ウ.内乱の一世紀