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パレスチナ難民

パレスチナ戦争以来、イスラエルの領土拡張によって居住地パレスチナを追われたアラブ人。

 パレスチナ戦争の始まる直前の1948年にパレスチナに住むアラブ系住民の人口は約130万人、ユダヤ人は66万人であった。ユダヤ人はパレスチナの土地の5~6%を所有していたにすぎなかった。
 パレスチナ戦争(第一次中東戦争)が勃発によって流出したアラブ難民は、1949年の国連報告によると70~90万人を数えている。イスラエル国内にとどまったアラブ人もおり、彼らはイスラエル市民権が与えられ、約70万人(イスラエル総人口の15%)を数えていたが、さらに現在では400万人にのぼっている。
 パレスチナを離れた難民は、隣国のヨルダンなどに逃れ、難民生活を強いられている。このパレスチナ難民から、パレスチナの奪回を実力で勝ち取ろうというパレスチナ解放機構(PLO)が結成され、アラファトがその指導者として台頭してくる。<藤村信『中東現代史』p.24 などによる> → パレスチナ問題 
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ノートの参照
第16章1節 エ.南アジア・アラブ世界の自立