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オスロ合意

1993年、ノルウェー外相の仲介でイスラエルとPLOが初めて和平交渉に合意した。

 1993年に、ノルウェーの外相の仲介で成立した、パレスチナとイスラエルの和平に関する合意。この合意によって、パレスチナ問題(中東問題)は、一時、解決の方向に動き出した。
 湾岸戦争後の1991年に始まったマドリードでの中東和平会議は、PLOを参加させない形であったため、具体的な進展がないまま終わり、その後のワシントンを舞台とした交渉も進展なかった。ところが、1992年イスラエルの総選挙で25年ぶりに労働党が政権を奪取し、ラビンが首相となった。ラビンはかねて親交のあったノルウェーのホルスト外相の仲介によって、オスロでPLOとの秘密交渉を93年から開始した。その結果、両者は相互承認を行い、それを受けてアメリカのクリントン大統領もPLOをパレスチナの唯一の合法的代表と認め、9月13日にワシントンのホワイトハウスで、ラビン首相とPLOアラファト議長との間で「パレスチナ暫定自治に関する原則宣言」が調印された。この合意をオスロでの秘密交渉の結果生まれたものであるので、「オスロ合意」という。 
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