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アンセルムス

11世紀イギリスのスコラ哲学者で、実在論を唱えた。

 11世紀イギリスのカンタベリー大司教を努め、スコラ学の初期の神学者で「スコラ哲学の父」と言われ他人物。キリスト教の信仰をプラトンやアリストテレスの哲学によって、理性的に論証しようと試みた。普遍論争における彼の「普遍は個に先だって実在する」という「実在論」は、中世キリスト教の正統的な理論とされ、トマス=アクィナスに継承されていく。
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