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イマーム

イスラーム教徒の共同体指導者を意味する語。

イスラーム教で信者の共同体(ウンマ)の「指導者」を意味するアラビア語。スンナ派ではカリフおよびすぐれたウラマーをイマームと称しているが、シーア派では特別な意味となり、第4代カリフ・アリーの子孫のみを「最高指導者」の意味でイマームと称する。シーア派ではイスラーム教の奥義はムハンマドの血縁であったアリーの子孫にのみ伝承されていると考え、そのイマームに忠誠を誓うことが信仰の重要な要素となっている。特に、十二イマーム派は、初代イマームのアリーから数えて十二代目の行方不明になったイマームは「神隠れ(ガイバ)」の状態にあり、やがて再臨すると主張し、シーア派の主流となっている。
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第5章1節 イ.イスラーム世界の成立