印刷 | 通常画面に戻る |

オーストリア国家条約

1955年5月に、第二次世界大戦時の連合国がオーストリアの主権回復を認めた条約。ドイツとの併合は禁止された。

 第二次世界大戦後にアメリカ・イギリス・フランス・ソ連の4カ国によってオーストリアは分割管理されていたが、1955年5月、連合国とオーストリアの間で、その独立を承認した条約が成立した。かつてナチスドイツによって併合されたオーストリア国家を回復する条約という意味で、「国家条約」という。独立承認に際し、ドイツとの合併の禁止、核兵器など特殊兵器の禁止、などとともに永世中立が定められた。ドイツにように東西に分断されず、統一を維持して国家を回復できたのは、アメリカとソ連両国が、同国を永世中立国とすることで合意したからである。 → 現在のオーストリア 
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第16章1節 イ.ヨーロッパの東・西分断