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アサド

シリアのバース党指導者で1971年からシリアの大統領。2000年に死去し息子が世襲した。

 ハーフィズ=アサドはシリア=アラブ共和国の大統領(1971~2000)。軍人出身で、1963年のクーデターで政権を握ったバース党を率い、1970年に首相兼任、1971年から大統領となり、エジプトのナセル亡き後のアラブの指導者の一人となった。  彼はイスラーム教としては少数派のアラウィー派に属していたが、多数派のスンナ派を巧みに味方に付け、独裁的な権力を獲得した。1973年の第4次中東戦争では、エジプトのサダトと共にイスラエルと闘い、ゴラン高原の奪回をはかったが失敗した。1975年からは西に隣接するレバノンに介入し、国際的な批判を受けた。2000年に死去し、大統領の地位は息子のバッシャール=アサドに「世襲」された。
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