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アルカーイダ

イスラーム原理主義武装組織で2001年9月11日、同時多発テロを実行。

 アル=カーイダ、またはアル=カイダとも表記。イスラーム原理主義者のビン=ラディンが組織した国際的テロ組織。カーイダとは「基地」の意味で、ソ連軍のアフガニスタン侵攻に対してソ連軍と戦ったイスラーム戦士(ムジャヒディーン、またはアラブ=アフガニーといわれる)の家族たちを保護するセンターだったという。実態はよくわからないが、ビン=ラディンの指導する最も過激で広範囲な活動を展開する国際テロ組織となった。

ビン=ラディン

 サウジアラビア生まれのビン=ラディンはアフガニスタンで対ソ連のゲリラ活動を展開し、ソ連撤退後サウジアラビアに戻り、湾岸戦争から反米姿勢を強め、サウジを追われてスーダンに移って事業を展開して資金を獲得し国際テロ組織「アルカーイダ」を組織した。1996年にふたたびアフガニスタンに入り、カンダハルなどを拠点にアルカーイダとしての活動を展開した。当時アフガニスタンの権力を握たターリバーンにも資金を援助する代わりにその保護を受けたという。

9.11同時多発テロとアルカーイダ

 2001年9月11日にアメリカ合衆国で起きた同時多発テロはこのアルカーイダの犯行とされ、ビン=ラディンも犯行声明を発表した。それを受けたアメリカのブッシュ大統領は、国際テロ組織アルカーイダとの全面的な対テロ戦争を宣言、同年10月、アメリカ軍はビン=ラディンらがアフガニスタンに潜伏していると判断して、大規模なアフガニスタン攻撃を行った。それによってタリバーン政権が排除されてからは、アルカーイダも保護者を失い、まとまった活動よりは小さな分派に分かれて活動を継続しているようである。
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