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諸国民の春

1848年、二月革命・三月革命でウィーン体制が倒されたことでヨーロッパの被抑圧民族のナショナリズムが高揚したことをいう。

 多民族国家であったオーストリア帝国では、3月13日、首都ウィーンで民衆が蜂起し、三月革命が起こった。このためオーストリアでは、それまで抑圧されてきた民族のナショナリズムが一気に高揚して、ベーメン民族運動(チェコ)、ハンガリー民族運動ポーランド、北イタリアのヴェネツィアロンバルディアミラノ蜂起)などで相次いで独立運動が起きた。これを総称して諸国民の春と言っている。これらの運動はオーストリアやロシアの軍隊の力で抑えつけられたが、18世紀後半から20世紀初めに実現するこれらの諸国の自立の出発点となった。
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第12章1節 オ.1848年革命