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ロードス島

エーゲ海の南、小アジアに近い島。ヨハネ騎士団の拠点となる。

 地中海世界につらなるエーゲ海の東側、小アジアに近いところに位置するドデカネス諸島の中の最大の島。ロドス島とも表記する。現在はギリシア領となっている。ギリシア系ドーリア人が移住しいくつかの都市国家を建設、ペルシアの侵攻に一時的に服した後、デロス同盟に加わり、後に三ポリスが合併してロードスを建国、東地中海の貿易で繁栄した。その後、ローマ帝国、ビザンツ帝国の支配を受けた。

ヨハネ騎士団

 1291年、十字軍運動の拠点アッコンが陥落してからは宗教騎士団の一つ、ヨハネ騎士団がこの地を本拠として活動するようになった。その後、いわばキリスト教世界のもっとも東の前哨基地となっていたが、1522年にオスマン帝国スレイマン1世によって征服され、騎士団はクレタ島に逃れた。1912年からはイタリア領となったが、第二次世界大戦後の1948年にギリシアに編入された。

Episode 古代の七不思議の一つ「ロードス島の巨像」

 ロードスはディアドコイ戦争に巻き込まれ、アンティゴノス朝マケドニアのデメトリオス1世(アンティゴノスの子)の攻撃を受けた。デメトリオスは「攻城者」と言われるほどその攻撃はすさまじかったが、ロードスはそれに耐えて守り通した。ロードス市はそれを記念して市神ヘリオス(太陽)の巨像を青銅で造った。これが古代の七不思議の一つに数えられているロードス島の巨像だが、前227/226年に倒壊し、現在は見ることが出来ない。
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ノートの参照
1章2節 ア.地中海世界