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皇帝

中国の王朝の最高支配者。秦の始皇帝に始まる。

それまでの「」の上位であって全国土を統治する地位を示す新しい語句として始皇帝が制定した。皇は「ひかりかがやく」、帝は天上にあって世界を支配するものの意味。すなわちこの地上においては絶対的な力をもつ存在とされた。またこのとき、皇帝だけが使うことの出来る言葉として、「朕」(私が自分を言うときに使う)、「制」(皇帝が定めたきまり)、「詔」(皇帝の言葉)などが定められた。また始皇帝は、天下統一を全土に知らしむために、前後5回にわたり全国巡幸を行い、各地で記念する石碑をつくっている。自らは「始皇帝」と称し、次に二世皇帝、三世皇帝・・・と子孫が皇帝を続けることを予定していたが、秦の皇帝は2代で終わりを告げるが、「皇帝」の称号は中国の各王朝に延々と引き継がれ、清朝の最後の皇帝宣統帝(溥儀)まで続き、さらに満州国に及ぶ。
皇帝の廟号などについては、高祖の項を参照。またローマ皇帝の項を参照。
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ノートの参照
第2章3節 カ.秦の統一