印刷 | 通常画面に戻る |

ゲットー

中世ヨーロッパの都市に設けられたユダヤ人居住区。

1555年教皇パウル4世が教書を発し、中世以来続いていたユダヤ人に対する抑圧的立法を復活させ、ユダヤ人は今後彼等だけの居住地に、キリスト教徒と隔離されて住まわされることとなった。このユダヤ人居住区をゲットーという。ゲットーの語はヴェネツィアのユダヤ人街が鋳造所=ジェットーの近くに設けられたことによる。はじめイタリアに広がり、次第にヨーロッパ各地のユダヤ人に適用された。ゲットーは高い壁をめぐらし、夜とキリスト教の祭日には門は閉ざされ、ユダヤ人は知的職業からは閉め出せれ、商業活動は制限され、最も卑しい仕事しか与えられず、外出時は目印として「黄色い帽子」をかぶり、バッジをつけなければならなかった。<シーセル=ロス『ユダヤ人の歴史』p.178~>
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第6章3節 オ.封建社会の衰退