印刷 | 通常画面に戻る |

エクバタナ

4国分立時代のメディア王国の都。ハマダーンの古名。

4国分立時代メディア王国の都。現在のハマダーンの古名。メディア王国のディオケス王が築いた城郭をもとに、イランからイラクへの交通路の拠点として栄えた。アレクサンドロス大王もここを占領。1037年、イスラームの偉大な医学者イブン=シーナがこの地で亡くなり、いまでもその墓塔が町の中央に建っているという。

Episode ヘロドトスの伝えるエクバタナ

(引用)「ディオケスはこうして主権を掌握すると、メディア人に否やをいわせず単一の町を造らせ、それからは他の部落のことは二の次にして、専らこの町のことに専念するようにさせた。メディア人は彼のこの要求も容れたので、ディオケスは壮大強固な城郭を築いたが、これが今日アグバタナ(エクバタナ)の名で呼ばれる城で、同心円を描いて城壁が幾重にも重なり合っている。・・・環状の城壁は全部で七重になっており、・・・第一の城壁の輪の胸壁は白、第二は黒、第三は深紅色、第四は紺青、第五は橙赤色、・・・そして最後の二つの城壁は、その胸壁に一方は銀、他方は金を板をかぶせてある。」<ヘロドトス『歴史』巻一 98節 松平千秋訳 岩波文庫(上) p.82>
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
1章1節 カ.古代オリエントの統一