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江青

毛沢東夫人。文化大革命で四人組の一人として政治の実権を握る。毛沢東死後、1976年に逮捕され、死刑を求刑された後自殺した。

 江青は1930年代には藍蘋(ランピン)という芸名の上海の映画スターであった。革命運動に関わり、1937年秋に延安に行って毛沢東と結婚し、江青と名を変えた。その間の経歴はあまり知られていないが、相当スキャンダラスだったらしく、文化大革命中にその素性を知っている映画人が多数迫害され、口を封じられたという。毛沢東夫人という立場を利用して、急速に政治に介入し、林彪や毛沢東の取り巻きであった四人組の他の仲間と権力の奪取を図り、ついには女帝とまで言われるようになった。しかし、毛沢東が死去した1976年以降は、急速にその権威を落とし、10月に華国鋒政権によって四人組は逮捕された。1980年9月から「林彪・江青反革命集団」裁判が行われ、江青は死刑(執行2年延期)、政治権利終身剥奪の判決を受けた。その裁判中も江青は、大声でわめきちらし、自分の無罪を主張した。後に無期に減刑されたが、91年に自殺した。
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ノートの参照
第16章3節 ウ.動揺する中国