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プレブス/平民

古代ローマにおける市民層の中層を占める平民階級。貴族(パトリキ)に対し、プレブスという。

 ローマ共和政時代に中小農民や商工業者としてローマの一般市民層を構成した人びと。都市国家ローマの政治権力は世襲の貴族(パトリキ)が握り、平民には参政権は認められなかったが、ローマが半島統一戦争を続ける過程で、平民は重装歩兵としてその武力の中心となり、次第に発言権を増し、政権を独占する貴族との間で身分闘争を展開し、さまざまな機関の創設、立法などを通じて貴族と対等な権利を獲得していく。初めは貴族との通婚も認められていなかったが、前445年のカヌレイウス法によって認められるようになった。さらに参政権を得てからは、平民会護民官などを足場に共和政の中核となっていく。 → 中小農民の没落 
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第1章3節 ア.ローマ共和政