印刷 | 通常画面に戻る |

第1回三頭政治

前1世紀、共和政ローマ末期のカエサルらによる寡頭政治。

前60年、カエサルポンペイウスクラッススの有力三者が、争いを止め、協力態勢をとった政治同盟のこと。元老院の合議制というローマ共和政の原則の前に、完全な独裁権を実現できず、有力者が私的な盟約を結び、元老院に対抗しようとしたもの。カエサルは将軍、ポンペイウスは軍人で政治家、クラッススは富豪として、それぞれ人気があったが、まだ互いの名声に依存しなければならなかった。また、カエサルはガリア、ポンペイウスはスペイン、クラッススはシリアというそれぞれの勢力圏を持っていた。前53年のクラッススの戦死をきっかけに、カエサル・ポンペイウス間に亀裂が入り、前49年解体する。 
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第1章3節 ウ.内乱の一世紀