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ポンペイウス

前1世紀、閥族派の軍人で、ローマ共和制末期の三頭政治の一人。

ローマ共和政末期の代表的な閥族派の軍人、政治家。カエサルクラッススと共に第1回三頭政治の一角を占め、後にカエサルとの争いに敗れエジプトで殺害された。
 スラの腹心で女婿として頭角を現し、スパルタクスの反乱を鎮圧するのにクラッススとともに功績を挙げ、元老院からさらに東方遠征の指揮権を認められ、小アジアミトリダテス戦争を平定。また地中海の海賊を平定して名声を上げる。カエサルが台頭すると、元老院の意に反してそれと妥協、クラッススとともに第1回三頭政治を実現する。その中でスペインでの支配権を認められた。クラッススの戦死後、次第に元老院保守派と結んでカエサルと対立するようになり、その排除をもくろむ。しかしガリアから戻ったカエサルを恐れてローマを逃れ、最後はエジプトで殺される。
 ポンペイウスは都ローマの造営にも力を注ぎ、従来の中心地フォルム・ロマヌムに対してその北方に位置するカンプス・マルティウス地区の開発を行い、ポンペイウス劇場を建設した。
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第1章3節 ウ.内乱の一世紀