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アントニウス

前1世紀、カエサルの部将で第2回三頭政治の一角を占めた人物。

カエサルのもっとも信頼の深い部将であった。暗殺直後にカエサルの遺言をあずかり、その後継者は自分であると確信をもったが、実はカエサルが指名した後継者は、オクタウィアヌスだった。もくろみが外れたアントニウスはオクタウィアヌスと争ったが、元老院の支持がオクタウィアヌスにあるのを見て妥協し、同じ部将のレピドゥスを仲介にして第2回三頭政治を成立させた。第1回と同じく、元老院を抑えるための妥協であった。それによってエジプトの支配権を得たアントニウスはエジプトに向かうがそこでプトレマイオス朝女王のクレオパトラの魅力に取りつかれ、その進言によってオクタウィアヌスとの決戦に踏み切る。しかし、前31年アクティウムの海戦に敗れ、翌年アレキサンドリアで自殺した。
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第1章3節 ウ.内乱の一世紀