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五斗米道(天師道)

後漢末に起こった新興宗教の教団の一つ。

太平道と同じ頃、四川省から陝西省にかけての一帯で起こった新興宗教の教団。その創始者張陵は、自らを天師と呼び、天・地・水の三神に罪を悔い改めの懺悔告白をすることで病気などの悩みから解放されると説いた。彼は信徒に五斗(約1リットル)の米を出させたので、教団を五斗米道と言われるようになった。彼らは太平道とも連携しながら挙兵し、黄巾の乱鎮定後も、張陵の子の張衡、孫の張魯の三代にわたって30年にわたって宗教王国を存続させ、215年に魏の曹操によって鎮定された。五斗米道は天師道とも言われ、道教に発展し、北魏の寇謙之の新天師道、南宋の正一教などに引き継がれる。
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第2章3節 キ.漢代の政治