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五胡十六国

4~5世紀、中国の華北に興亡した北方民族の建てた国々。

304年匈奴の劉淵の建国から439年北魏が華北を統一するまでの、華北に興亡した五胡や漢民族の国々を総称して五胡十六国という。五胡とは、匈奴鮮卑の五つをいう。なお、中国で北方遊牧民の南下が活発となった4世紀~5世紀は、遠くヨーロッパではゲルマン民族の大移動が始まった時期と同じである。ユーラシア大陸の東西で同時に民族移動の波が起こったことは興味深い。また、ゲルマン民族がローマ帝国の傭兵としてその領内に移住していったのと同じように、五胡の北方民族も、東晋の八王の乱などで軍事力として用いられることによって中国内に移住していったことも同じような動きである。
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ノートの参照
第3章1節 イ.分裂の時代