印刷 | 通常画面に戻る |

サルデーニャ島

地中海の島で、サルデーニヤ王国の一部となり現在はイタリア領。

 西地中海の中央、コルシカ島の南に位置するサルデーニャ島は地中海世界シチリア島に次ぐ第2の大きさの島。フェニキア人やギリシア人の進出が続き、前540年からはカルタゴ領となる。ついでローマの勢力が及び、ポエニ戦争の結果、ローマ領となり、その属州として支配されることになった。
 ローマ帝国衰退後はヴァンダルや東ゴートの侵攻を受け、6世紀にはビザンツ帝国領となる。11世紀初めにイスラーム勢力が進出した際、イタリア本土のピサとジェノヴァの連合軍がサルデーニャを守り、その後ピサの支配を受けることとなったが、ジェノヴァもこの島の支配を目指し、その他の地中海周辺の諸勢力も加えて、この島を巡る抗争が続いた。
 14世紀以降はスペインのアラゴン王が支配した。その後スペイン王家が継承したが、1701年にスペイン継承戦争が起こって、14年までにスペインが敗れたため、ラシュタット条約でサルデーニャはオーストリア=ハプスブルク家が領有することとなった。

サルデーニャ王国

 1720年、北イタリアのサヴォイア公国は当時支配していたシチリア島(1713年のユトレヒト条約で獲得)と交換でサルデーニャを手に入れ、王位を認められた。こうして北イタリアのフランスに接しているピエモンテ地方とサルデーニャ島を支配するサルデーニャ王国(都は本土のトリノ)が成立した。サルデーニャ王のヴィットーリオ=エマヌエーレ2世が、イタリアの統一を実現することとなる。
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
1章2節 ア.地中海世界