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ネアポリス

ギリシア人の植民都市で、現在のナポリ。

現在のイタリアのナポリ。前5世紀にギリシア人の植民市として建設された。その後も南イタリアの重要な港として発展したが、ローマ帝国の衰退後は、東ゴート王国、ビザンツ帝国と支配者が代わった。8世紀以降はイスラーム教徒の侵攻が激しくなり、しばしばその支配を受けた。12世紀にはノルマン人が進出、イスラーム勢力を追い、シチリア島とともに両シチリア王国としてこの地を支配するノルマン朝が成立した。その後も、南イタリアはローマ教皇、神聖ローマ皇帝、フランス、スペインなどの抗争の場となり、様々な政権が交替、1282年以降はナポリ王国が成立してその都となった。その後も1443年にはスペインのアラゴン王国に併合されたが、スペイン・フランスのこの地をめぐる争いは続いた。1806年にはナポレオンが征服し、その兄ジョゼフをナポリ王とした。1816年、再び両シチリア王国となってナポリ王国は消滅した。イタリア統一運動(リソルジメント)の動きの中で1860年、ガルバルディがこの地を征服、サルデーニャ王に献上したため、イタリア統一はほぼ達成された。 
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ノートの参照
1章2節 ウ.ポリスの成立と発展